家を建てる土地の注意事項

地盤

地盤は家の重さに耐える強さを持っていなければ、せっかく建てた家が傾いたり沈んだりしてしまいます。それらを防ぐために、まず最初に建物の耐震性・耐久性の決め手となる地盤の調査をするといいでしょう。

敷地の形状

家を建てる土地の形状は、正方形や長方形の形状の方が間取りの制約が少なく、狭小地や変形地は制約が多く、自由な間取りにすることが難しいです。そのため土地を決める前に設計者などの専門家に相談した方がいいと思われます。また近隣とのトラブルを避けるために境界線をはっきりさせておくことも大切です。

建ぺい率

土地によって建てられる建物の広きや大きさが建築基準法で決められており、建ぺい率は土地の面積に対する建築面積の割合を表したものです。
用途地域ごとに違う数値が決められているので、その数値内に収まる広さにする必要があります。

建ぺい率(%) = 建築面積 / 敷地面積 × lOO

容積率

家の広さに対する規制で、敷地面積に対する延床面積の割合のことをいいます。用途地域と都市計画の指定によって上限が定められています。

高さ制限

その土地に建てられる建物の高さの上限を制限するものです。住環境の保護や日照・採光の確保、通風のために各種制限が決められ、用途地域や都市計画、高度地区の種別によって上限が定められています。

斜線制限

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建物の高さに関する制限の一つで、建物を真横から見て、空間を斜めに切り取ったような形態に制限するため斜線制限と呼ばれています。これは建物を建てたことで通風や採光等が悪化することを防ぐもので、建築基準法で決められた一定の斜線を引き、その斜線の中に建物を収めなければいけません。

道路斜線

その土地と接している前面道路の反対側の境界線から一定の勾配で示された斜線の内側が、建築物を建てられる高さの上限になり、全ての用途地域に適用され、地域によって勾配値は違います。建物によって前面道路に圧迫感を与えるのを防ぎます。

北側斜線

北側に建つ隣りの建物の日当りが悪くなるのを防ぐために、建築物から見て北側に謀せられる高さ制限です。

セットパック

建築基準法では接道義務がありますが、建築基準法が施行される前からある道路は道幅4m未満の道路もあります。このような場合には道路の中心から2m後退したところを道路境界線とし、これをセットパックといいます。
敷地内であってもセットパックした部分は道路とみなされるため、建物は建てられません。

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