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忙しい日のための時短&作り置きレシピのご紹介
目次
1.時短&作り置きレシピ4選
仕事や子育てをしていると食事を作っている時間がないという人も多いですよね。特に疲れている時は、食事作りが億劫になってしまうと思いますが、そういう時こそ栄養のある食事を摂らないと体力や免疫力の低下につながってしまいます。
そんな時に、パパッと簡単に作れるおかずや作り置き料理を温めるだけで食事ができあがったら、無理なくおいしい食事を楽しめることができますよね。
【時短】しょうが焼き|豚肉は切り落としで時短&節約!
スーパーで「しょうが焼き用」のお肉を買うよりも、切り落とし肉の方が早く火が通って時短になります。さらにやわらか食感で、すぐにしっかり味もしみこんで、良いこと尽くしです。しっかりと満足できるボリュームのお肉を購入しても、安上がりで済むのも嬉しいポイントです。片栗粉のひと手間で仕上がりが大きく違いますので、ここは面倒がらずにぜひこだわってみてください。
<材料>2人前
豚切り落とし肉 |
250g |
塩、こしょう |
各少々 |
片栗粉 |
適量 |
ごま油 |
小さじ1 |
<焼きだれ(混ぜ合わせておく)>
酒・しょうゆ |
各大さじ2 |
みりん |
大さじ1 |
砂糖 |
小さじ1 |
しょうが(すりおろし) |
20g |
<付け合わせ>
キャベツ(せん切り)、かいわれ菜 |
適量 |
【作り方】
①豚肉の両面に塩、こしょうをふり、茶こしで片栗粉をふる。焼きだれは混ぜ合わせておく。
②フライパンに油をひき、中火で肉を焼く。色が変わったらやや弱火にし、すぐに焼きだれを入れて煮からめる。
※お好みでたまねぎやピーマンなどを加えて、さらに栄養価&ボリュームアップさせるもおすすめです。
【時短】牛まぶし|名古屋名物ひつまぶしの牛肉バージョンをご家庭で!
うなぎを3通りの食べ方でいただく言わずと知れた名古屋名物のひつまぶしを、牛肉バージョンにアレンジします。薬味はご自宅にあるものをお好みで選んでください。大人の方には柚子胡椒や七味唐辛子などもおすすめです。だし汁は、昆布と鰹節の出汁をそのままかけても、物足りない方はそこに少量のみりんとしょうゆを足してみましょう。だし汁を準備するのが面倒な方は、緑茶やほうじ茶などでもおいしくいただけます。調理はとても簡単なのに、食べ方を工夫するだけで最後まで飽きずにおいしくいただけます。
<材料>2人前
牛こま切れ肉 |
300g |
塩、こしょう |
各少々 |
酒、みりん、砂糖、しょうゆ |
各大さじ2 |
牛脂 |
適量 |
<だし茶漬け>
ご飯 |
2杯分 |
薬味(細ねぎ、刻み海苔、 |
各適量 |
だし汁 |
400ml |
【作り方】
①牛こまぎれに塩、コショウをふり、よくほぐしておく。
②鍋に酒・みりんを入れて弱火にかけ沸騰させてアルコールをとばしてから、砂糖としょうゆを加え、煮つめて火を止める。
③フライパンに中火で牛脂を溶かし、①を入れて焼き、色が変わったら②のたれをからめる。
④器にご飯と③を盛り、たれを回しかける。2杯目以降は、お好みで薬味やだし汁をかけて牛まぶし茶漬けとして楽しむ。
【時短&作り置き】手作りハヤシライス|ルウ不使用なのに時短&簡単レシピで本格的なおいしさ!
材料も少なくて工程もすくないので、忙しい時にもおすすめのレシピです。たまねぎを炒める工程だけ、しっかりと飴色になるぐらいまで加熱するのがポイントです。たまねぎの甘みがルウに溶け込んでおいしく仕上がります。あとマッシュルームは、缶詰ではなくフレッシュのものを使うと食感や風味が良いです。
多めに作ったら小分け袋に1食分ずつ詰めて、冷凍して保存してください。湯せんや電子レンジで加熱をするだけで、おいしいハヤシライスをいつでも食べることができます。
<材料>2人前
牛こま切れ肉 |
200g |
塩、こしょう |
各少々 |
薄力粉 |
大さじ1 |
たまねぎ(輪切り) |
1/2個 |
マッシュルーム(薄切り) |
6個 |
バター |
20g |
ご飯 |
お好みの分量 |
パセリ(みじん切り) |
少々 |
A
トマトピューレ |
120g |
赤ワイン |
50ml |
ウスターソース トマトケチャップ |
各大さじ 1/2 |
水 |
1カップ |
ローリエ |
1枚 |
【作り方】
①牛肉は塩、こしょうをふり、薄力粉を茶こしでまぶしてよく落としておく。
②フライパンにバターを入れ、中火でたまねぎを炒めて、塩、こしょうをする。しんなりしたら①、マッシュルームを入れて炒め、Aを加えて10~15分ほど煮こむ。
③器に盛り付けたご飯に②をかけ、パセリをふる。
【時短&作り置き】豚しゃぶサラダ|あっという間に簡単にできあがる彩り豊かなボリューム満点
豚しゃぶサラダのドレッシングを工夫するだけで、ワンランク上のおいしさに仕上がります。ピリ辛味が食欲をアップさせてくれて、ご飯もお酒も進みます。しゃぶしゃぶ用のお肉はとても薄いので、まとめて冷凍した場合でも、冷凍のままお湯に入れても大丈夫です。古くなる前に冷凍ストックしましょう。
【材料(2人分)】
豚肩ロースorロース (しゃぶしゃぶ用) |
200g |
砂糖 |
大さじ1 |
<サラダ(野菜は好みで)>
キュウリ (めん棒で叩いてひと口大にする) |
1本 |
サニーレタス(ちぎる) |
3~4枚 |
塩 |
適量 |
白いりごま |
お好みの分量 |
ごま油 |
大さじ1/2 |
<ピリ辛だれ>
コチュジャン |
大さじ2 |
白すりごま |
大さじ2 |
砂糖 |
大さじ1 |
しょうゆ |
大さじ1 |
酢 |
大さじ1 |
ごま油 |
大さじ1/2 |
ニンニク(すりおろし) |
1/2片分 |
ねぎの白い部分(せん切り) | 1/3本分 |
松の実 | 大さじ2 |
韓国のり | 4枚 |
【作り方】
①たれの材料を全て混ぜ合わせる。ボウルにキュウリ、レタス・塩・いりごま・ごま油と和える。 ②鍋にたっぷりの湯を沸かして砂糖を入れ、一旦火を止め1分待つ(80度に落とす)。火は止めたまま、肉をくぐらせて色が変わったらすぐに常温の水に入れる。水けをきり、冷蔵庫で冷やす。
③器に①のサラダを盛り、②をのせてたれをかける。ねぎ、松の実、ちぎった韓国のりをトッピングする。
監修 料理研究家 長田 絢氏
テレビ番組のコメンテーターや料理コーナーに多数出演。地方創生プロジェクトや家電、食品メーカーのレシピ開発、本や雑誌のフードコーディネーターなど多岐にわたって活躍。2時の母親で食育にも注力してInstagramやYouTubeでも情報を発信中。著書に「スーパーで買える「肉」を最高においしく食べる100の方法」(ダイヤモンド社刊)がある。