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暮らし
春を感じるインテリアアイデアでおうち時間を楽しもう
冬の寒さが和らいで少しずつ暖かくなり、春が近づいてくると明るいインテリアが注目されるようになります。
インテリアでも春の雰囲気を感じることで、部屋の中でも季節感を楽しむことができます。
しかし、インテリアのポイントがバラバラだと統一感のない室内空間になってしまい、ゴチャゴチャした印象にもなりかねません。
春らしさをおうち時間で楽しむには、インテリアアイデアがポイントです。
今回は、春を感じるインテリアアイデアや小物の選び方、注意点などをご紹介します。
目次
春を感じるインテリアアイデアのポイント
春を感じるインテリアアイデアには、いくつかのポイントを押さえて統一感を出すことが大切です。春らしさはカラーやデザインを始め、素材選びや小物の使い方でも雰囲気を大きく変えられます。春の季節感を演出するコツをポイントごとに解説します。
春を感じるカラーとデザイン
春らしさを感じるインテリアは、カラーやデザインの使い方に大きな影響があります。春にピッタリのカラーと言えば、あたたかみがあり柔らかな印象のパステルカラーです。ピンク、水色、黄色、パープル、グリーンなどのカラーを、ふんわりと淡いパステルカラーにすることでインテリアの春らしさが格段にアップします。春らしいカラーだけでなく、花柄やボタニカル柄と組み合わせることで、簡単に春のインテリアが仕上がります。
自然素材でナチュラル感を出す
インテリアの家具の素材に統一感を持たせることで、春のオシャレなインテリアデザインに仕上がります。カーテンやソファーなどの素材を、優しいファブリックにすることで春らしい柔らかい印象の部屋づくりが可能です。さらに、あたたかみのある木製素材の家具を使えば、ナチュラルな雰囲気が出て春らしいインテリアとなるでしょう。
観葉植物を取り入れる
あたたかくなる春は、植物が育てやすい季節でもあります。観葉植物やお花で、部屋の中に自然を取り入れると雰囲気が大きく変わります。キレイなグリーンの観葉植物や明るい色のお花を取り入れることで、華やかさが溢れ、リラックスできる住まい空間になるでしょう。植物は生き物なので、部屋のアクセントにあるだけでも不思議と明るさや活力を感じます。お花を飾るときには、おしゃれなフラワーベースにこだわると、デザイン性の高い演出が可能です。
また、リビングやダイニングだけでなく、家に入ったときの玄関に花を飾るだけでも春らしさが一気に増します。大きなお花でなくても大丈夫です。一輪挿しのフラワーベースに、華やかなお花を挿すだけで存在感があります。
インテリア小物で春を感じる
インテリア小物を使って春を演出することも良い方法です。大きな家具やファブリックを変えるのが難しい場合は、クッションや明るい絵を飾るなど、インテリア小物でも部屋の雰囲気を変えられます。クッションはいろいろなデザインや柄のものがあり、ソファーの上にいくつか置くとインテリアのディスプレイになります。お花を育てるのが苦手な人は、花柄のインテリア小物を置くだけでも春らしい空間を演出することが可能です。
春らしい香りを取り入れる
香りにも春らしさがあり、アロマディフューザーを使うことも季節感を出すポイントです。柑橘系やフローラル系の香りは、春らしい爽やかさがあり優しい香りが楽しめます。
【春を感じる香りの例】
・桜の香り:春の季節を表す桜の香りは部屋にいても春を感じることができます。
・森林の香り:若草のナチュラルな香りは緑豊かな自然を感じます。
・ハーブの香り:スッキリとしたハーブの香りやフルーティーな香りは春にピッタリです。
ルームフレグランスは、体もリラックスができ気分もリフレッシュできます。
春を感じるインテリア用品の選び方
春らしいインテリアに変えるために家具を変えたいと思っても、どのような家具を選んだら良いか悩んでしまうことも多いでしょう。春を感じるインテリア用品を選ぶときのポイントをご紹介します。
春らしいインテリアに変えるために家具を変えたいと思っても、どのような家具を選んだら良いか悩んでしまうことも多いでしょう。 春を感じるインテリア用品を選ぶときのポイントをご紹介します。
住まい空間のメインとなるような、ソファー、テーブル、ベッドなど存在感のある家具を選ぶときは迷ってしまうものです。そのような大型家具を選ぶときは、部屋の雰囲気を崩さないように、カラーや素材の統一感を意識しましょう。春らしいナチュラルなインテリアに仕上げるときは、淡いカラーのファブリックのものを選ぶことがポイントです。
カーテン
カーテンは暗くて重い印象のカラーではなく、明るくやさしいカラーを選ぶことが春らしいインテリアのコツになります。カーテンは大きな面積を占めるため、視界から感じる影響力も大きいです。リビングは、ソファーのカラーと合わせると統一感が出て、落ち着いたインテリアに仕上がります。寝室のカーテンは、ベッドのリネンとカラーや素材感を合わせると、インテリアとしてまとまりのある空間をつくることができるでしょう。
ラグ
フローリングでも木材のナチュラルな雰囲気を活かせますが、ラグを敷くだけで部屋の雰囲気をガラッと変えられます。ラグは形や柄、カラー、素材などの選び方で雰囲気が変えられるため、インテリアのワンポイントとしてもおすすめです。ラグを選ぶのに悩んでしまったときは、四角い形で無地のものを選びましょう。
植物・花
観葉植物やお花を取り入れる場合は、置き場所とどれくらいの大きさのものが置けるかイメージしておくことが大切です。日当たりの良い場所に植物の置き場所を確保できない場合は、日に当たらなくても育てやすい植物を選びましょう。また、買ったときは小さな植物でも、大きく成長する可能性があるため、成長した後のことも考えないといけません。スペースは少し余裕を持って確保しておく必要があります。
春を感じるインテリアの注意点
春のインテリアをつくるときの注意点は、季節感を意識しながら、快適でバランスの取れた空間をつくることです。カラーや素材などのポイントに気をつけると、春らしさを感じられるインテリアになります。
春の色合い
淡いパステルカラーや明るいトーンの色を取り入れると、春らしい軽やかな雰囲気のインテリアになります。桜のピンク、ナチュラルなグリーン、淡いブルー、華やかなイエローなどのパステルカラーを中心に、相性が良く明るいホワイトやベージュと組み合わせるのがおすすめです。
春らしい素材
冬向けのウールやベロア、レザーのような重たい印象の素材を避けて、軽やかで爽やかな印象のあるファブリックを選びましょう。コットンのような天然素材、透け感のあるレースカーテンにするだけでも春らしいインテリアに仕上がります。
空間をスッキリ見せる
春らしいインテリアは軽やかなイメージがあります。そのため、部屋の空間をスッキリと見せることが大切です。空間をスッキリさせるには、細かなものを整理してシンプルな家具や小物で揃えましょう。なるべく背の高い家具は避け、空間に余裕が出るように意識してください。
寒暖差にも注意
春になるとあたたかい日が増えてきますが、朝晩は寒く冷え込むこともあります。冷え対策のためにもラグを敷いて、あたたかなブランケットなどもすぐに使えるようにしておくと快適でしょう。
監修 野村 綾乃氏
株式会社アンズコミュニケーションズ 代表取締役
大手証券会社のOL を経てラジオ業界に転身。ラジオ番組パーソナリティに。現在の担当番組は、『笠原将弘の賛否両論/東海ラジオ』『市政情報/エフエム岡崎』。番組構成作家を行いながら、住宅ライターとしても住宅系雑誌・WEBサイトでのコラム・取材記事の執筆、監修、講師で活躍中。